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おでんの美味しい季節が来た

おでんが美味しい季節になってきた。おでんについて書こうと思う。

もうだいぶ前になるが六本木のおでん屋で、毎年忘年会を開いていた時期がある。メンバーは男女6~7人くらいだったのだが、おでんだけでなく日本酒も美味しいお店で、なんとなく記憶に残っている。冬のおでんと日本酒はやはり別格である。

おでん

おでん。撮影:蒲生朗

今日はおでん屋のことではなく、ひとりおでんについて書き進めて行こうと思う。個人的にやや塩分が苦手なところがある。お店によっては塩分の強いところなどもあり苦手と感じてしまうこともある。家でのひとりおでんであれば、味の調節ができるのも嬉しい。

私がひとりおでんにするときは、自宅で、こもって作業をしたい時などが多い。それはおでんが、おかずにもなるし、つまみにもなるので、とても有難いからだ。こもって作業をするとき、近くのコンビニに行くことさえも時間の無駄のような気がすることもある。そんな時におでんがあると便利だ。さつま揚げやごぼう巻きなどとご飯のハーモニーは別格である。それでいて夜もふけて、作業が一段落した時に大根、昆布、つみれ、煮卵などをつまみに酒を飲むのが束の間の癒しになる。

ここで私のレシピを書いておこうと思う。水:800cc、鰹だし:4g、塩:3ml、砂糖:20ml、酒:20ml、醤油:25ml。あとは具材だ。塩は5mlくらいが、ちょうど良いのかもしれないが、個人出来好みで少し抑えている。

ひとりおでんは予算に応じて具材が選べるのも良い。基本は大根、つみれ、さつま揚げ、揚げボール、昆布、煮卵などを入れることが多いが、じゃがいも、ちくわぶ、白滝、ごぼう巻き、はんぺん、餅巾着など、そのときの状況で選ぶことができる。最近は値段が高騰しているが、蛸足が入ると少し贅沢な気分になれる。具材がバラエティーに飛ぶのも嬉しい。毎回、全具材を揃えるとなると結構な金額になるし、最後は飽きてくるということもあるが、その時の気分で具材を選べるのは良い。他にも例えば冷蔵庫に残っているウィンナーを入れるのも悪くないし、餅が残っていれは、焼いた餅を最後に入れて食べるのも良い。

そして何よりもおでんは日本酒に合う。やはり熱燗がいい。家で飲むのであればやはり安くて旨い酒を探したくなる。ここでおすすめなのがスーパーライフの1.8L純米酒である。純米酒なので普通はあまり熱燗にはしないと思うがこの酒は若干甘めであり、それが熱燗に合う。せんべろ酒場のようなところで熱燗を流し込むのも悪くはないが、家で飲むのであれば少しだけこだわりたい気がする。

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