ホーム 近頃思う 11月23日は新嘗祭

11月23日は新嘗祭

11月23日は、勤労感謝の日で休日であったのだが、1947年(昭和22年)までは新嘗祭という祝日だったそうである。

恥ずかしながら、日本の歴史を良く知らない。なので、Wikipediaから引用させてもらうと“新嘗祭は、天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に供えて感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式である。毎年11月23日に宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われる。”とのことである。

明治天皇の玄孫、竹田恒泰氏は、この日を過ぎるまで、その年の新米を食べないようにと言っている。確かに、感謝の祈りを捧げてからいただくのが日本人の生き方として腑に落ちるように思う。さらに戦前は、10月17日に、神嘗祭という祝日もあったそうである。神嘗祭も収穫された新米を捧げる感謝のお祭りだ。ものすごく、ざっくりではあるが、神嘗祭は収穫されたお米を庶民が神社に奉納し、そこから約1か月後に、陛下が、神に新米をお供えし、供えたお米を神からの賜りものとして、陛下もいただくのが新嘗祭だ。そして、陛下が即位の礼後に初めて行う新嘗祭を、大嘗祭というそうである。

本当に恥ずかしながら、子どものころに「お祭りって夜店が出るほかに何があるのか」という疑問を抱きつつも放置してきた。改めて日本の本当の姿に触れると、心が引き締まる思いとともに、心地良さも感じる。

日本人はお米が合っているように思う。ここで健康に留意しつつも、おいしい米食を模索した私の体験を書いておこうと思う。

金芽玄米

金芽玄米。 クリックでAmazon商品ページへ

お米といっても、白米はあまり健康に良くないのではないかという思いがあった。個人的なことではあるが、私は若い頃、余り健康的ではなかった。食も細く、病気がちで入院したこともある。なので食生活には多くの注意を払ってきた。特にお米は色々試した。7分づきの玄米から始めた。7分づきであればほぼ白米と同じように食べられた。でもやはり手間がかかる。なので無洗米でも健康に気を使ったものはないだろうかと探していたところ、金芽米を見つけた。金芽米は特に白米の無洗米と大きく違うところはなく食べられた。でももう少し健康に留意したお米はないかと探していると、金芽米の玄米を見つけた。これはかなり無洗米とは違う。しばらく水につけてもやはり食べづらい。最終的に私が辿り着いたのは20%の金芽玄米と80%の金芽米をブレンドすることだった。まず金芽玄米を30分水に浸け、その後80%の金芽米と併せて炊いた。手間もかからないし、味も良い。健康にも十分留意していそうだ。簡単に書いたが試行錯誤しつつ、現在のこのかたちに辿り着いた。

最期に、竹田恒泰氏が、3年前に大嘗祭について語っていたので貼っておく。

トップへ戻る