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好きな音楽を聴きながら本を読む

本を読むとき、好みの音楽を聴きながらという人も多いと思う。

ジャンルとしてはクラシックなんかを聞く人が多いのではないだろうか。私はクラシックよりもジャズのほうが落ち着いて本を読める。しっとりとお酒が飲めるようなジャズを聴きながら本を読むのが好きである。お気に入りの、かつて購入したCDをスマホに取込み、Bluetoothスピーカーで聞くことも多いが、近頃は、音楽配信サービスを利用することのほうが多い。

音楽配信サービスについて書こうと思う。

近頃は、気に入った曲を探すことが本当に楽になった。次々と配信サービスが好みに合いそうな曲を提案してくれる。例えばアマゾン・ミュージックでは、プレイリストも提供してくれているが、まず自分の好みの曲を1曲「見つける」と書き添えられた虫眼鏡のアイコンから検索する。例えば「矢野沙織」さんの「Left Alone」を選ぶ。楽曲のページの右上の「…」を押して、「類似した楽曲を再生」を押せば次々と、私の好みの「しっとりとお酒が飲めるようなジャズ」を流してくれる。気に入らなければ、下向きの親指のアイコンを押せば、かからなくなる。

最近は、気に入った曲を探すことがとても簡単になったと書いたが、その昔、レコード盤の時代は、レコードが高価であった。当然、現在のように数万曲のなかから選ぶということは有り得ない。音楽配信サービスのスポティファイのページには5,000万曲以上の楽曲を配信していると書いてあるが、かつての街のレコード店にはレコードが数千枚程度しか置いてなかったのではないだろうか。だから、親がレコードを集めているような裕福な子供は音楽に詳しい子が多く、それだけで羨望の眼差しで見られることもあった。そんなレトロな時代、街のスナックには有線音楽放送があった。そのレトロさをスマホで提供している「SMART USEN」についても記しておきたい。

実は「SMART USEN」を、だいぶ前に契約し今も継続しているのだが、ひたすらプレイリストに沿って音楽が流れるだけだ。他の音楽配信サービスのように次の曲に行ったり、戻ることもできない。でも「テレワーク中に聴きたいBGM」とか、「熟成バーボンと楽しむ上質JAZZ」など、他の音楽配信サービスにはないプレイリストが多数ある。ホームページには、音楽だけではないが合計1000を超えるチャンネルが用意されていると書かれている。こんなレトロな香りのするサービスも面白いんじゃないかと思う。

音楽を聴くことや、好みの楽曲を探すための手段が多く、本当に良い時代になったものだ。

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