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GoogleのIME「Gboard」の機能に感心する

かつてビル・ゲイツ氏は「思考スピードの経営」という本を書いた。可笑しなことを考え始めたら、それも思考スピードで、すっ飛んでいくのかなぁとか、余計なことを思いつつ、私はせめて「話すスピードで文字を打ち込んでいきたい」と考える。ディクテーション、音声入力について調べてみた。

ディクテーション・音声入力は、以前からMicrosoft Wordなどで提供されていた機能で、アプリ版のWordでもディクテーションは使える。精度も驚くほど高い。「siri」や「Googleアシスタント」のような機能もあるわけで、当然、精度は高いのかもしれないが、それでもよくできている。スマホ用のMicrosoft IMEであるSwiftKeyでも使えるようなのでIMEを「SwiftKey」に切り替え、右上「…」から歯車アイコンの設定を選び、「リッチ入力」というところから「音声入力」をONにしたが、ちょっと使い方が分からない。

今日は、GoogleのIMEであるGboardについて記しておこうと思う。

新しめの国産アンドロイドスマホでは、今「S-Shoin」や、「POBox Plus」のような独自のIMEではなく、Googleの「Gboard」が標準でインストールされている。「S-Shoin」や、「POBox Plus」ではなく「Gboard」が設定され始めたころは、見た目の違いにやや戸惑ったが慣れれば問題ない。何よりもクリップボードが複数使えたり、手書き入力ができたりと高機能だ。

手書き入力を有効にするには、歯車アイコンの設定を押して、「言語」-「日本語」で、「手書き」のチェックをONにする必要がある。手書き入力画面を表示させるには、「地球アイコン」を押して切り替える。ひらがな入力に戻る時も同様に「地球アイコン」を押して切り替える。設定で「QWERTY(クワーティ)」のチェックもONにしてあると、PCのキーボードのような並びの「QWERTY(クワーティ)」も順番に切り替わる。

音声入力・ディクテーションを使うには、歯車アイコンの設定から、音声入力を選び、ONにする。右上にマイクアイコンが表示されるようになりタップすることで音声入力待ちの状態になる。入力したい文字を話すと驚くほどの精度で文字にしてくれる。一度変換しても、後の文字との関係で、自動的に再変換したりもする。本当に良くできている。

ちょっと無理な操作だが、OFFラインで音声入力を使ってみる。なんと使える。ただし圧倒的に精度が落ちる。Googleのサーバーで変換しているのではあるのだろうが、スマホ側にも機能は存在するのだと変に感心する。

この機能で何らかの作業の効率化を図れるかは微妙だが、とりあえず感心したことを記しておく。

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