本を読んで考える

最近、自宅や職場の近くで、ひとり焼肉店の「焼肉ライク」を良く見かけるようになった。どの店も好評なようで、店の前に順番待ちの列ができている。

最近は、焼肉店に行くこともめっきり減ってしまったが、昔は職場の同僚などとも良く行った。社会に出て間もない頃、会社の上司に、焼肉店に連れて行ってもらったのが、初めての本格的な焼肉だったかもしれない。なにか少し大人になったような気がしたことを微かに思い出す。

ありがちな話ではあるけれど、年を取るとカルビよりもロースの方が良くなる。ロースは焼きすぎると全く美味しくない。軽く焼いて食べられる新鮮な和牛ロースがいい。実は、新鮮な和牛ロースを置いている店は結構少なかったりもする。和牛ロースというメニューはあってもあまり数が出ないのだろう、何か添加物をまぶしたような肉が出てくる店も多い。

イワタニ 網焼きプレート

今はすっかり焼肉店に行くことも少なくなったが、それでも「どうしても焼肉が食べたい」という欲求が湧き上がってくることもある。今は一人焼肉の専用の店があったりもして、
思い立ったらすぐに焼肉ということもしやすいのかもしれないが、近くにちょうどいい焼肉店がないとか、あっても混んでいるとか、ならば普通の焼肉店へとも思うが、なかなかひとりでは入りづらいし、仲間を呼んでとかもちょっとと思う。

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ならばいっそのこと自宅で一人焼肉はどうだろうか。そんな誘惑に抗えず「イワタニの網焼きプレート」を買った。換気をしないと部屋が臭くなるとか、後片付けが面倒くさいなど問題もあるが、思い立ったらすぐに焼肉ができることは、とてつもない魅力だ。肉もスーパーで自由に選べる。予算に合わせて安い肉を選ぶの良いだろう。今はホルモンなどの部位も取り扱っている店が多い。たまにしか使うことがないけれど、やっぱりあると嬉しい装備だ。

めっきり行くことが減った、かに専門店の焼きタラバも再現してみたいと思うのだが、ひとり焼きタラバはちょっとハードルが高いのかもしれない。すっかり値段が高騰しているカニも、専門店に行くよりは自宅に生タラバを取り寄せれば安くあがりそうだ。新鮮なカニを軽く焼いて食べる。なかなか味わえない旨さだ。ひとり焼きタラバ、一度試してみようと思う。